住まい・インテリア

2008年3月18日 (火)

高気密高断熱住宅でもして欲しいと考える事

私用で北海道に行って来ました。もともと私の故郷ですから別に観光という訳では無いですが。
仕事として住宅設計をしている現在と学生時代を過ごしていた過去では建物をじっくり見る癖がついているという現在では・・・まあ職業病なんでしょう。住宅に関する事を再認識したように感じる事がありました。

私が住んでいた頃の時代と今では住宅の形も変化しています。私の住んでいた頃は、無落雪の屋根というは少なかったですが、今ではかなり増えています。この無落雪の屋根というは、屋根の内樋の保守や点検などしないと雨漏りがしやすいので当時はあまり普及はしていなかったはずです。
しかし現在では、屋根から雪を落とすような屋根では、雪を落とせるスペースが取れなかったりするので無落雪の屋根が増えてきたのでしょう。また、都市の周辺に住宅地を作るようになり土地自体も無落雪工法の屋根を前提とした土地にしか住宅を建てれなくなった事が増えた事によるかと思います。
そして住宅の窓なんですが、2重窓が標準だったのですが、現在ではアルミサッシだと2重窓になりますが、樹脂サッシだと1枚です。つまりサッシ枠が外部と室内の温度差によって凍りつく事が少ない為です。
しかも引き違いという窓はあまり使用されていません。方引き窓や開き窓だけの家が増えました。これは気密性を高める為からの事だと思います。
落雪屋根だと雪が多い地域には雨樋はありません。雪と一緒に落ちてしまうからです。
しかし、気密性が高いので換気口は昔からありました。

書き出すとキリが無いのでまたの機会にしますが、なぜ北海道の住宅の事を書くのかと言えば、生活環境が変化して、花粉症やシックハウスという病気が増えてきました。昔と違い騒音、大気汚染や排気ガスの問題もあり窓を開けて十分な換気をしないとういうのも原因の一つでは有りますが、安易に高気密高断熱住宅を勧めた事にも原因があるんじゃ無いかと個人的に感じているからです。
考え自体は悪くは無かったのですが、高気密住宅の場合、換気口を付けるという事を最初から設定しておけばシックハウスは減ったかも知れないと昔から思ってます。

私個人は、北海道に住んでいた時、冬でも窓を開けて換気をしていました。シックハウスの換気扇が合ったとしても出来れば住宅は窓を開けて換気したいものです。その方が、気持ちがいいんじゃないかと思います。

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