先の見えない楽しみ?
設計作業に限らずなんですが、最近は「先の見えない楽しみ?」を楽しめる人が少なくなって来ているように感じます。
もちろん「現実」は厳しいのですが、「夢」とは「先が見えない」けれどいつか実現したい、もしくは近づきたいという感じで「楽しみ?」を将来に感じる事ではないかと思います。
設計作業に例えるなら、15年ぐらい前では手書きの図面です。とうぜんパースなども手書きの世界で、イメージで建物が出来上がるのを楽しみにしていました。
それから、CADの普及やPCの進化によって今では、設計の段階でCGなどのウォークスルーなどで、よりイメージをつかむ?というか建物が出来上がる前に解ってしまう。という感じになっています。
まあ、それはそれで施主にとっては良い点なんですが、ある意味「想像」する事が少なくなる。という事につながります。
所詮はCGなんです。実際は色々な人の手で建物を創り上げています。イメージ通りにいかない事もあります。しかし、イメージ通りじゃない部分が「味」となって見映えを良くする事も、イメージ以上の事にもなる場合もあります。
現物主義(CG)なども確かに大事な事ですが、どんな風になるかを楽しむ事も大事なのでは無いかと考えてしまいます。
今の時代は「先が見えない時代」になっていると言われています。しかし、「先が見えない」のが当たり前なんです。バブル期、消費税導入の時期などは、その始まる時期の5年前などに想像していましたか?現在は1.2年先も分からない状態ですが、元々設計事務所などは分からないのが当たり前のような気がします。必要以上に今の時代は不安を煽っているような気がします。
「先の見えない楽しみ?」を持たず現実的すぎると、「夢」を見る人(子供)が減っていくのではと思います。もちろん現実を考えないのも困り者なんですが。なかなか難しい問題です。
これからどんな時代になるか楽しみという訳にはいきませんが、少なくとも「何とか成る。」という感じで考えていかねば・・・というか「何とかする。」と思わなければと感じます。
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